テーマ 「教育の過去・現在・未来」~故きを温ねて新しきを知る~
報告書:今治工業高等学校PTA会長 中川豊和

テーマ設定の理由
水戸藩では、2代藩主徳川光圀の時代から歴史書『大日本史』の編纂をはじめとする文化事業に力が注がれ、学問が奨励されてきました。時代は下り、幕末の「内憂外患」といわれる時代になると、9代藩主斉昭は多難な時局に対応できる人材の育成こそ急務と考え藩校弘道館を創設します。藩校としては日本最大規模の敷地を有する弘道館は、文館・武館をはじめ医学館・天文台・調練場などが設けられた総合大学的な学問所であり、その敷地構成や教育内容は他藩の藩校にも影響を与えました。

 藩校教育が過去の教育とすれば、現在・未来の教育はどのように展開していくのでしょうか。将来の変化を予測することが困難な時代を前に、新時代を生きる子どもたちに、私たちは何をしてあげられるのか。学校にはどのような役割が期待されるのだろうか。私たちは社会の変化に柔軟に対応しなければなりません。しかしながら、どんなに社会が変化しようとも、正義や公正、人権を尊重する心を育成することは、時代にかかわらず教育において変わることはありません。この講演を聴くことで、教育の不易流行を考えてみましょう。
 アトラクション 『高校生花いけバトル』即興で花を生ける5分間

 初めて見た大会でしたが、それぞれの高校生のセンスが光るものであり、3校それぞれに特徴のあるものが仕上がりましたが、5分間という時間の中で掃除までするので、緊張感がこちらにも伝わるほどの迫力に圧倒されました。

 

講演1 13:30~14:50  演題 藩校「弘道館」の教育
講師:弘道館事務所主任研究員 小圷 のり子 氏

この講演が始まる前に、ここがメイン会場なのですが、会場の人の数の多さに圧倒されました。明日の全体会はこの会場で収容できるのか?と思ってしましました。

 まずは大正5年 渋沢栄一の水戸訪問から話が始まります。5月28日8:00上野駅発、11:52分水戸駅着、知事や市長の歓迎を受け、水戸公会堂で昼食、弘道館孔子廟見学、13:00 弘道館で感化院長協議会で講演をし、彰考館閲覧・偕楽園観覧、19:00 水戸公会堂で歓迎会、清香亭(宿泊) 5月29日 9:00 県立商業高校で講演をし、11:00水戸駅から帰路につきました。このなかで、弘道館での講演会の冒頭に、「水戸藩の学問に影響を受けたことや徳川慶喜に仕えたこと」などを述べ「水戸と云ふ土地には甚だ深い感情を有って居ります」と語った。
 ここから「大日本史」を明暦3年(1657年)に作り始め、明治39年(1906年)に全397巻226冊で完成させ「彰往考来」過去を明らかにして将来を考えることとまとめた。学問をすることを水戸藩として推進していた事実をおしえてくれる。
 水戸藩の学問の特徴は9代藩主徳川斉昭が「先見性」「実践性」「国家的視野」とし、水戸藩の学問の質の向上に大役を果たす。また、食事の際、農人形をお膳に並べ農民への感謝も忘れなかった。今でいう戦車を発明したり、好文亭の図面を自分で作ったりと、多彩な能力を持っていました。
 吉田松陰は東北遊学の途中、嘉永4年(1851年)12月19日から翌年1月20日まで水戸に滞在し、水戸藩の学者と学問講習を深めた。松下村塾では、水戸藩関係の書物が盛んに読まれています。
 弘道館の創設は天保9年(1838年)「弘道館記」公表から、安政4年(1857年)までかけて、江戸弘道館や医学館も開設しています。日本最大の敷地、約3万2千坪の弘道館の設計には9代藩主徳川斉昭もかかわり、今でいう文学部、医学部、武道場、小学校、図書館、天文台、専門学科(音楽、数学、兵学など)や鹿島神社・孔子廟などで成り立っており、神儒一致、文武一致をすすめ建学精神を具現化しました。
 弘道館には入学制度があり、15歳に入学できるがそれまでは家塾で基礎を学びます。卒業の年齢については、40歳までいる人もいる。文館には寄宿寮があり、間取りに工夫がされており、「空地」を設置して、光を多く取り入れることができ、明かりの無い時代に楽手環境に配慮したものであった。また、教育課程、教育内容も確立されていました。
 弘道館の閉鎖は、明治元年(1868年)弘道館の戦いがあり、明治4年(1871年)水戸藩廃止、弘道館は国有化、明治5年館内に県庁設置 学生発布→閉鎖 明治14年(1881年)弘道館公園認可、茨木健の管理、明治15年県庁移転 となりました。
大正から昭和の弘道館は。大正11年(1922年)史跡指定をうけたが、昭和20年(1945年)戦災で鹿島神社、孔子廟、八卦堂を焼失。しかし昭和27年(1952年)に特別史跡指定をうけ、昭和50年(1975年)までに再建されています。
 弘道館と、偕楽園は、1張1弛 で、文武の修練、心身の休養をするところ。
 是非1度、訪れてみてください。

 

講演2 15:05~16:25  演題 もっと学校・教育がみんなに開かれる未来を展望する
講師:茨城大学教授 加藤 崇英 氏
 冒頭、「こんなにたくさんの人のまでで話すことになるとは思っていませんでした」との発言。たしかに、メインの会場いっぱいの人を見ると、ぽろっと本心が出ております。
 1970年生まれの、つくば市育ち。国立大学、大学院までつくば市内。山形大学教育学部に赴任したあと、国立教育政策研究所に赴任、そして、筑波大学教育学部に赴任(2009~) 家族構成は、妻、こども3名(中2、小4、小1)
 本日の講演での立場は、学校教育の研修者として、と、これから高校生になる子どもたちの保護者として、そして、これからの子どもたちのために何ができるか、大人の一人としてという立場で話します。皆さんと一緒に考えましょう。
 ・「みんなに開かれる」・「社会全体「一人一人のこどものため」に・子どもが自ら、主体的に、能動的に・探し、遊び、学ぶことができること・もっと子ども本位の学校・教育にしていく課題があること
 そして・長らく提供する側の理論が優先・ようやく、享受する側の理論が重視・しかしまだまだたりません・こども本位にはなりません、両者の論理をマッチングさせる論理、方法、手立て、役割が一層重要になります。・間をつなぐひと(例えばコーディネーター)
 江戸時代は、寺子屋で庶民の教育。読み書きを覚え、藩校でエリートの人材教育をしていた。そして、国民形成で小学校(初等教育)を普及させ、読み書き計算の基礎学力を身につけさせた。そしてエリート人材養成で、東京帝国大学、札幌農学校をつくった。
 我が国における学校制度の展開(戦前)は、小学校→中学校→高等学校→大学
義務教育の無償化は明治33年(1900年)にお行われたが、旧中学校高等女学校などを含めても、昭和15年で、進学率はやく25%程度。
 今の学校は「子ども本位」か?
・子どもの命・安全は? 「いじめ」「不登校」「体罰」在学時、登下校時の事故。事件
・学習機会は? 「学校の選択」「学習・履修士の選択」「進路・キャリアの形成・選択・支援」
 今日の学校の基本的な課題(両立)
・学習力向上 ・生きる力の育成 ・不登校やいじめに苦しみ子どもたちへの支援
私の授業や講義は ・学部「学校経営と子ども」、「教育の制度と経営」
・大学院(教職大学院)「スクールリーダーシップの理論と実践」ほか
・現場の管理職・教職員向け(NITS,県教育センター)
 学校マネジメント、学校における働き方改革、学校におけるカリキュラムマネジメント、「チーム学校」と教育相談
 学校経営と子ども~取り上げる内容、なるべくビデオを見せる~
 1 校長のリーダーシップ発揮 2,PISA,学力 3,教師の事業改善 4,いじめ「学級崩壊」など、学校への指針間の増大
 学校不信をどう考えたらよいのか?
 信頼・協力関係の構築で不信を断ち切る!学校にかかわるすべての人たちの主体的な活動が求められる!
 「生徒の良好な関係」、これには、アカウンタビリティコンプライアンスや支援サポート、コーディネーターが必要。「生徒・保護者・教師間の信頼」には、組織的行動や対応が必要で「授業・カリキュラム編成の工夫・教育」には指導・支援方法の改善が必要。
 イギリスモデルの絵以上
 ・学力調査によって水準を明らかにし、目標達成を明確にしてその克服を目指す
 ・校長に人事や予算の裁量権限を与える、一方、成果主義鵜を取り入れる
 ・学校評価を導入する
 ・これに見合った予算などの員ぜんてぃぶを与えることで、学校の自発的な取り組みを促す
 経営を開き、自由度を高める改革
 学力調査への関心
 ・学習指導要領における「生き方」「ゆとり教育」の修正
 ・学力論の世界的・故草的流れを捉える
 ・学力に関する議論を開き、未来を見据えた教育を展開するために
 教育力を向上させる校長のリーダーシップ
 ・学力向上と校長のリーダーシップ
 広島県土堂小学校
 ・様々な改革を進める校長のリーダーシップ
 東京都麹町中学校
 ・考える力の育成と校長のリーダーシップ
 神奈川県浜之郷小学校
 ・生徒を見守り支援する校長のリーダーシップ
 東京都八王子拓真高校
 ★それぞれタイプの異なるこうちょうであるが、それぞれ確固たる信念や理念がある
 ★子どもや教師の主体性や自律性を引き出す。学校の環境を経営によって変えている
 子ども中心の教育、授業の本質とは?
 ・子どもの主体性はどのようにうまれるのか?
 ・子どもの授業に対する主体性、三かはどのように生まれるのか?
 ・その時教師は何をしなくてはならなかったか?
 教師が子どもや他の教師と対話を重ねることで、内容が高まり、信頼関係が生まれ、取り組みが向上していく
 「令和の日本型学校教育」
 中央教育審議会
 すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現、
 令和3年1月26日
 新たな教師の学びの姿の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員手段の形成
 令和4年12月19日
 「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について
 令和6年7月26日
 何をどのくらい学ぶのか?
 ・学習指導要領
 ・特徴的な学校が少しずつ増えている
 高等学校(後期中等教育)、どこで何を学ぶのか?
 ・公立。私立、国立、全日制、定時制、普通科、専門家、スーパーサイエンスハイスクール、インターナショナル バカロレア、ワールドワイドラーニングコンソーシアム
 いまでは、大学の学びが、高校に降りてきている→このつぎは、高校の課題が中学に降りてくる
 いずれ高校におヘル「学びの多様化」が、本格的に中学校に降りてくる
 世の中のスピードが速い
 今の教員の一番の問題は、これ以上自前の努力で負担を減らすことは、かなり困難なところまで来ている
 教員の採用率が低いというが、過去と異なるのは、教員の環境・教育に求められるきめ細やかさ、手間の多さ。そして教員を取り巻く社会的な支持、機体、寛容さ。
 期待される教育DX
 ・GIGAスクール構想により「一人1台端末」
 ・教育実践におけるICT活用の標準化
 ・高い学力レベルの向上
 ・データを誰が打ち込むか
 ・データを誰が使うのか?誰のためのデータか?
 ・学習者(と保護者)。教師が「おいてけぼり」にならないように
 コロナで需要が上がったものをブラッシュアップして使う
 授業・学習系におけるつーろの活用促進
 1 ロイロノートなど、ツールの活用
 2 ZoomやGoogie、Teamsなど、オンライン通話やファイル共有
 ・小学校から大学まで、ツールの活用といういみでは非常に進んだ
 ・教員の個人差も大きく、学校全体としての取り組みが課題

 とても考えさせられる生の声が聞こえた講演に感動しました。

 冒頭、「こんなにたくさんの人のまでで話すことになるとは思っていませんでした」との発言。たしかに、メインの会場いっぱいの人を見ると、ぽろっと本心が出ております。
 1970年生まれの、つくば市育ち。国立大学、大学院までつくば市内。山形大学教育学部に赴任したあと、国立教育政策研究所に赴任、そして、筑波大学教育学部に赴任(2009~) 家族構成は、妻、こども3名(中2、小4、小1)
 本日の講演での立場は、学校教育の研修者として、と、これから高校生になる子どもたちの保護者として、そして、これからの子どもたちのために何ができるか、大人の一人としてという立場で話します。皆さんと一緒に考えましょう。
 ・「みんなに開かれる」・「社会全体「一人一人のこどものため」に・子どもが自ら、主体的に、能動的に・探し、遊び、学ぶことができること・もっと子ども本位の学校・教育にしていく課題があること
 そして・長らく提供する側の理論が優先・ようやく、享受する側の理論が重視・しかしまだまだたりません・こども本位にはなりません、両者の論理をマッチングさせる論理、方法、手立て、役割が一層重要になります。・間をつなぐひと(例えばコーディネーター)
 江戸時代は、寺子屋で庶民の教育。読み書きを覚え、藩校でエリートの人材教育をしていた。そして、国民形成で小学校(初等教育)を普及させ、読み書き計算の基礎学力を身につけさせた。そしてエリート人材養成で、東京帝国大学、札幌農学校をつくった。
 我が国における学校制度の展開(戦前)は、小学校→中学校→高等学校→大学
義務教育の無償化は明治33年(1900年)にお行われたが、旧中学校高等女学校などを含めても、昭和15年で、進学率はやく25%程度。
 今の学校は「子ども本位」か?
・子どもの命・安全は? 「いじめ」「不登校」「体罰」在学時、登下校時の事故。事件
・学習機会は? 「学校の選択」「学習・履修士の選択」「進路・キャリアの形成・選択・支援」
 今日の学校の基本的な課題(両立)
・学習力向上 ・生きる力の育成 ・不登校やいじめに苦しみ子どもたちへの支援
私の授業や講義は ・学部「学校経営と子ども」、「教育の制度と経営」
・大学院(教職大学院)「スクールリーダーシップの理論と実践」ほか
・現場の管理職・教職員向け(NITS,県教育センター)
 学校マネジメント、学校における働き方改革、学校におけるカリキュラムマネジメント、「チーム学校」と教育相談
 学校経営と子ども~取り上げる内容、なるべくビデオを見せる~
 1 校長のリーダーシップ発揮 2,PISA,学力 3,教師の事業改善 4,いじめ「学級崩壊」など、学校への指針間の増大
 学校不信をどう考えたらよいのか?
 信頼・協力関係の構築で不信を断ち切る!学校にかかわるすべての人たちの主体的な活動が求められる!
 「生徒の良好な関係」、これには、アカウンタビリティコンプライアンスや支援サポート、コーディネーターが必要。「生徒・保護者・教師間の信頼」には、組織的行動や対応が必要で「授業・カリキュラム編成の工夫・教育」には指導・支援方法の改善が必要。
 イギリスモデルの絵以上
 ・学力調査によって水準を明らかにし、目標達成を明確にしてその克服を目指す
 ・校長に人事や予算の裁量権限を与える、一方、成果主義鵜を取り入れる
 ・学校評価を導入する
 ・これに見合った予算などの員ぜんてぃぶを与えることで、学校の自発的な取り組みを促す
 経営を開き、自由度を高める改革
 学力調査への関心
 ・学習指導要領における「生き方」「ゆとり教育」の修正
 ・学力論の世界的・故草的流れを捉える
 ・学力に関する議論を開き、未来を見据えた教育を展開するために
 教育力を向上させる校長のリーダーシップ
 ・学力向上と校長のリーダーシップ
 広島県土堂小学校
 ・様々な改革を進める校長のリーダーシップ
 東京都麹町中学校
 ・考える力の育成と校長のリーダーシップ
 神奈川県浜之郷小学校
 ・生徒を見守り支援する校長のリーダーシップ
 東京都八王子拓真高校
 ★それぞれタイプの異なるこうちょうであるが、それぞれ確固たる信念や理念がある
 ★子どもや教師の主体性や自律性を引き出す。学校の環境を経営によって変えている
 子ども中心の教育、授業の本質とは?
 ・子どもの主体性はどのようにうまれるのか?
 ・子どもの授業に対する主体性、三かはどのように生まれるのか?
 ・その時教師は何をしなくてはならなかったか?
 教師が子どもや他の教師と対話を重ねることで、内容が高まり、信頼関係が生まれ、取り組みが向上していく
 「令和の日本型学校教育」
 中央教育審議会
 すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現、
 令和3年1月26日
 新たな教師の学びの姿の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員手段の形成
 令和4年12月19日
 「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について
 令和6年7月26日
 何をどのくらい学ぶのか?
 ・学習指導要領
 ・特徴的な学校が少しずつ増えている
 高等学校(後期中等教育)、どこで何を学ぶのか?
 ・公立。私立、国立、全日制、定時制、普通科、専門家、スーパーサイエンスハイスクール、インターナショナル バカロレア、ワールドワイドラーニングコンソーシアム
 いまでは、大学の学びが、高校に降りてきている→このつぎは、高校の課題が中学に降りてくる
 いずれ高校におヘル「学びの多様化」が、本格的に中学校に降りてくる
 世の中のスピードが速い
 今の教員の一番の問題は、これ以上自前の努力で負担を減らすことは、かなり困難なところまで来ている
 教員の採用率が低いというが、過去と異なるのは、教員の環境・教育に求められるきめ細やかさ、手間の多さ。そして教員を取り巻く社会的な支持、機体、寛容さ。
 期待される教育DX
 ・GIGAスクール構想により「一人1台端末」
 ・教育実践におけるICT活用の標準化
 ・高い学力レベルの向上
 ・データを誰が打ち込むか
 ・データを誰が使うのか?誰のためのデータか?
 ・学習者(と保護者)。教師が「おいてけぼり」にならないように
 コロナで需要が上がったものをブラッシュアップして使う
 授業・学習系におけるつーろの活用促進
 1 ロイロノートなど、ツールの活用
 2 ZoomやGoogie、Teamsなど、オンライン通話やファイル共有
 ・小学校から大学まで、ツールの活用といういみでは非常に進んだ
 ・教員の個人差も大きく、学校全体としての取り組みが課題
 とても考えさせられる生の声が聞こえた講演に感動しました。 冒頭、「こんなにたくさんの人のまでで話すことになるとは思っていませんでした」との発言。たしかに、メインの会場いっぱいの人を見ると、ぽろっと本心が出ております。
1970年生まれの、つくば市育ち。国立大学、大学院までつくば市内。山形大学教育学部に赴任したあと、国立教育政策研究所に赴任、そして、筑波大学教育学部に赴任(2009~) 家族構成は、妻、こども3名(中2、小4、小1)
本日の講演での立場は、学校教育の研修者として、と、これから高校生になる子どもたちの保護者として、そして、これからの子どもたちのために何ができるか、大人の一人としてという立場で話します。皆さんと一緒に考えましょう。
・「みんなに開かれる」・「社会全体「一人一人のこどものため」に・子どもが自ら、主体的に、能動的に・探し、遊び、学ぶことができること・もっと子ども本位の学校・教育にしていく課題があること
そして・長らく提供する側の理論が優先・ようやく、享受する側の理論が重視・しかしまだまだたりません・こども本位にはなりません、両者の論理をマッチングさせる論理、方法、手立て、役割が一層重要になります。・間をつなぐひと(例えばコーディネーター)
江戸時代は、寺子屋で庶民の教育。読み書きを覚え、藩校でエリートの人材教育をしていた。そして、国民形成で小学校(初等教育)を普及させ、読み書き計算の基礎学力を身につけさせた。そしてエリート人材養成で、東京帝国大学、札幌農学校をつくった。
我が国における学校制度の展開(戦前)は、小学校→中学校→高等学校→大学
義務教育の無償化は明治33年(1900年)にお行われたが、旧中学校高等女学校などを含めても、昭和15年で、進学率はやく25%程度。
今の学校は「子ども本位」か?
・子どもの命・安全は? 「いじめ」「不登校」「体罰」在学時、登下校時の事故。事件
・学習機会は? 「学校の選択」「学習・履修士の選択」「進路・キャリアの形成・選択・支援」
今日の学校の基本的な課題(両立)
・学習力向上 ・生きる力の育成 ・不登校やいじめに苦しみ子どもたちへの支援
私の授業や講義は ・学部「学校経営と子ども」、「教育の制度と経営」
・大学院(教職大学院)「スクールリーダーシップの理論と実践」ほか
・現場の管理職・教職員向け(NITS,県教育センター)
学校マネジメント、学校における働き方改革、学校におけるカリキュラムマネジメント、「チーム学校」と教育相談
学校経営と子ども~取り上げる内容、なるべくビデオを見せる~
1 校長のリーダーシップ発揮 2,PISA,学力 3,教師の事業改善 4,いじめ「学級崩壊」など、学校への指針間の増大
学校不信をどう考えたらよいのか?
信頼・協力関係の構築で不信を断ち切る!学校にかかわるすべての人たちの主体的な活動が求められる!
「生徒の良好な関係」、これには、アカウンタビリティコンプライアンスや支援サポート、コーディネーターが必要。「生徒・保護者・教師間の信頼」には、組織的行動や対応が必要で「授業・カリキュラム編成の工夫・教育」には指導・支援方法の改善が必要。
イギリスモデルの絵以上
・学力調査によって水準を明らかにし、目標達成を明確にしてその克服を目指す
・校長に人事や予算の裁量権限を与える、一方、成果主義鵜を取り入れる
・学校評価を導入する
・これに見合った予算などの員ぜんてぃぶを与えることで、学校の自発的な取り組みを促す
経営を開き、自由度を高める改革
学力調査への関心
・学習指導要領における「生き方」「ゆとり教育」の修正
・学力論の世界的・故草的流れを捉える
・学力に関する議論を開き、未来を見据えた教育を展開するために
教育力を向上させる校長のリーダーシップ
・学力向上と校長のリーダーシップ
広島県土堂小学校
・様々な改革を進める校長のリーダーシップ
東京都麹町中学校
・考える力の育成と校長のリーダーシップ
神奈川県浜之郷小学校
・生徒を見守り支援する校長のリーダーシップ
東京都八王子拓真高校
★それぞれタイプの異なるこうちょうであるが、それぞれ確固たる信念や理念がある
★子どもや教師の主体性や自律性を引き出す。学校の環境を経営によって変えている
子ども中心の教育、授業の本質とは?
・子どもの主体性はどのようにうまれるのか?
・子どもの授業に対する主体性、三かはどのように生まれるのか?
・その時教師は何をしなくてはならなかったか?
教師が子どもや他の教師と対話を重ねることで、内容が高まり、信頼関係が生まれ、取り組みが向上していく「令和の日本型学校教育」
中央教育審議会
すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現、
令和3年1月26日
新たな教師の学びの姿の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員手段の形成
令和4年12月19日
「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について
令和6年7月26日何をどのくらい学ぶのか?
・学習指導要領
・特徴的な学校が少しずつ増えている
高等学校(後期中等教育)、どこで何を学ぶのか?
・公立。私立、国立、全日制、定時制、普通科、専門家、スーパーサイエンスハイスクール、インターナショナル バカロレア、ワールドワイドラーニングコンソーシアム
いまでは、大学の学びが、高校に降りてきている→このつぎは、高校の課題が中学に降りてくる
いずれ高校におヘル「学びの多様化」が、本格的に中学校に降りてくる
世の中のスピードが速い
今の教員の一番の問題は、これ以上自前の努力で負担を減らすことは、かなり困難なところまで来ている
教員の採用率が低いというが、過去と異なるのは、教員の環境・教育に求められるきめ細やかさ、手間の多さ。そして教員を取り巻く社会的な支持、機体、寛容さ。期待される教育DX
・GIGAスクール構想により「一人1台端末」
・教育実践におけるICT活用の標準化
・高い学力レベルの向上・データを誰が打ち込むか
・データを誰が使うのか?誰のためのデータか?
・学習者(と保護者)。教師が「おいてけぼり」にならないように
コロナで需要が上がったものをブラッシュアップして使う
授業・学習系におけるつーろの活用促進
1 ロイロノートなど、ツールの活用
2 ZoomやGoogie、Teamsなど、オンライン通話やファイル共有
・小学校から大学まで、ツールの活用といういみでは非常に進んだ
・教員の個人差も大きく、学校全体としての取り組みが課題とても考えさせられる生の声が聞こえた講演に感動しました。冒頭、「こんなにたくさんの人のまでで話すことになるとは思っていませんでした」との発言。たしかに、メインの会場いっぱいの人を見ると、ぽろっと本心が出ております。
1970年生まれの、つくば市育ち。国立大学、大学院までつくば市内。山形大学教育学部に赴任したあと、国立教育政策研究所に赴任、そして、筑波大学教育学部に赴任(2009~) 家族構成は、妻、こども3名(中2、小4、小1)
本日の講演での立場は、学校教育の研修者として、と、これから高校生になる子どもたちの保護者として、そして、これからの子どもたちのために何ができるか、大人の一人としてという立場で話します。皆さんと一緒に考えましょう。
・「みんなに開かれる」・「社会全体「一人一人のこどものため」に・子どもが自ら、主体的に、能動的に・探し、遊び、学ぶことができること・もっと子ども本位の学校・教育にしていく課題があること
そして・長らく提供する側の理論が優先・ようやく、享受する側の理論が重視・しかしまだまだたりません・こども本位にはなりません、両者の論理をマッチングさせる論理、方法、手立て、役割が一層重要になります。・間をつなぐひと(例えばコーディネーター)
江戸時代は、寺子屋で庶民の教育。読み書きを覚え、藩校でエリートの人材教育をしていた。そして、国民形成で小学校(初等教育)を普及させ、読み書き計算の基礎学力を身につけさせた。そしてエリート人材養成で、東京帝国大学、札幌農学校をつくった。
我が国における学校制度の展開(戦前)は、小学校→中学校→高等学校→大学
義務教育の無償化は明治33年(1900年)にお行われたが、旧中学校高等女学校などを含めても、昭和15年で、進学率はやく25%程度。
今の学校は「子ども本位」か?
・子どもの命・安全は? 「いじめ」「不登校」「体罰」在学時、登下校時の事故。事件
・学習機会は? 「学校の選択」「学習・履修士の選択」「進路・キャリアの形成・選択・支援」
今日の学校の基本的な課題(両立)
・学習力向上 ・生きる力の育成 ・不登校やいじめに苦しみ子どもたちへの支援
私の授業や講義は ・学部「学校経営と子ども」、「教育の制度と経営」
・大学院(教職大学院)「スクールリーダーシップの理論と実践」ほか
・現場の管理職・教職員向け(NITS,県教育センター)
学校マネジメント、学校における働き方改革、学校におけるカリキュラムマネジメント、「チーム学校」と教育相談
学校経営と子ども~取り上げる内容、なるべくビデオを見せる~
1 校長のリーダーシップ発揮 2,PISA,学力 3,教師の事業改善 4,いじめ「学級崩壊」など、学校への指針間の増大
学校不信をどう考えたらよいのか?
信頼・協力関係の構築で不信を断ち切る!学校にかかわるすべての人たちの主体的な活動が求められる!
「生徒の良好な関係」、これには、アカウンタビリティコンプライアンスや支援サポート、コーディネーターが必要。「生徒・保護者・教師間の信頼」には、組織的行動や対応が必要で「授業・カリキュラム編成の工夫・教育」には指導・支援方法の改善が必要。
イギリスモデルの絵以上
・学力調査によって水準を明らかにし、目標達成を明確にしてその克服を目指す
・校長に人事や予算の裁量権限を与える、一方、成果主義鵜を取り入れる
・学校評価を導入する
・これに見合った予算などの員ぜんてぃぶを与えることで、学校の自発的な取り組みを促す
経営を開き、自由度を高める改革
学力調査への関心
・学習指導要領における「生き方」「ゆとり教育」の修正
・学力論の世界的・故草的流れを捉える
・学力に関する議論を開き、未来を見据えた教育を展開するために
教育力を向上させる校長のリーダーシップ
・学力向上と校長のリーダーシップ
広島県土堂小学校
・様々な改革を進める校長のリーダーシップ
東京都麹町中学校
・考える力の育成と校長のリーダーシップ
神奈川県浜之郷小学校
・生徒を見守り支援する校長のリーダーシップ
東京都八王子拓真高校
★それぞれタイプの異なるこうちょうであるが、それぞれ確固たる信念や理念がある
★子どもや教師の主体性や自律性を引き出す。学校の環境を経営によって変えている
子ども中心の教育、授業の本質とは?
・子どもの主体性はどのようにうまれるのか?
・子どもの授業に対する主体性、三かはどのように生まれるのか?
・その時教師は何をしなくてはならなかったか?
教師が子どもや他の教師と対話を重ねることで、内容が高まり、信頼関係が生まれ、取り組みが向上していく

「令和の日本型学校教育」
中央教育審議会
すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現、
令和3年1月26日
新たな教師の学びの姿の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員手段の形成
令和4年12月19日
「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について
令和6年7月26日

何をどのくらい学ぶのか?
・学習指導要領
・特徴的な学校が少しずつ増えている
高等学校(後期中等教育)、どこで何を学ぶのか?
・公立。私立、国立、全日制、定時制、普通科、専門家、スーパーサイエンスハイスクール、インターナショナル バカロレア、ワールドワイドラーニングコンソーシアム
いまでは、大学の学びが、高校に降りてきている→このつぎは、高校の課題が中学に降りてくる
いずれ高校におヘル「学びの多様化」が、本格的に中学校に降りてくる
世の中のスピードが速い
今の教員の一番の問題は、これ以上自前の努力で負担を減らすことは、かなり困難なところまで来ている
教員の採用率が低いというが、過去と異なるのは、教員の環境・教育に求められるきめ細やかさ、手間の多さ。そして教員を取り巻く社会的な支持、機体、寛容さ。

期待される教育DX
・GIGAスクール構想により「一人1台端末」
・教育実践におけるICT活用の標準化
・高い学力レベルの向上

・データを誰が打ち込むか
・データを誰が使うのか?誰のためのデータか?
・学習者(と保護者)。教師が「おいてけぼり」にならないように
コロナで需要が上がったものをブラッシュアップして使う
授業・学習系におけるつーろの活用促進
1 ロイロノートなど、ツールの活用
2 ZoomやGoogie、Teamsなど、オンライン通話やファイル共有
・小学校から大学まで、ツールの活用といういみでは非常に進んだ
・教員の個人差も大きく、学校全体としての取り組みが課題

とても考えさせられる生の声が聞こえた講演に感動しました。