第75回全国高等学校PTA連合会大会 2026大分大会

「♨ 湯ごころ 真ごころ 親ごころ ~輝く未来を切り開け~」

愛媛県高等学校PTA連合会
会長 佐々木 亨

 全国高等学校PTA連合会では、8月20日(木)~21日(金)の2日間に亘たり、「♨ 湯ごころ 真ごころ 親ごころ ~輝く未来を切り開け~」をテーマとした全国大会が、大分県の別府国際コンベンションセンターほかで開催されました。

 この大会には、愛媛県高等学校PTA連合会として、22名が参加しました。20日(木)は、5つの会場に分かれて分科会が行われ、21日(金)には全大会が行われました。全大会の開会行事の後、表彰式が行われ、優良PTA文部科学大臣表彰を東予高等学校PTAが受賞したほか、全国大会会長個人表彰を2名、全国大会会長団体表彰を1団体が受賞しました。

 全大会では、講師に元プロ野球選手の内川聖一氏を迎え、「夢が導く諦めない気持ち」と題した記念講演がありました。内川氏の野球との出会いや家族への感謝の思い等、心が温かくなる講演でした。特に高校時代は怪我に悩まされていて、野球ができない時間が多くあったが、この時に、これまで当たり前だったことが感謝に変わったと言っておられました。その中で、「夢を叶えるためには順序を立てることが必要だ」という言葉が印象に残りました。例えば、プロ野球選手になるためには、高校で活躍しなければならない。高校で活躍するには、強いチームに入らなければならない。強いチームに入るためには勉強をしなければならない。というお話でした。

 そのうえで、思い通りにいかない時は、この順序立てを諦めて、違う順序立てをする。これを繰り返すことが諦めないことになる。このように言っておられました。

 最終地点へのルートは変わっても、最終地点に行くことを諦めないことが大切だと感じました。そして、もう一つ印象に残ったお話は「長所だと思っていたことが、実は短所だった。」というお話でした。現役時代、自分が得意だと思っていたコースが、実は相手チームからは、「そこに投げれば打ち取れる」と思われていたそうです。「短所も上手に生かせば長所とすることができる。」このようなお話はよく耳にしますが、逆の話は初めて聞いたので新鮮でした。

 また、講演の中で質問コーナーもあり、多数の質問が寄せられました。
「子どもがスポーツなどで上手くいかない時に、どのように声掛けをしたらよいか」との質問に対して、「始めたきっかけを思い出させる」、また「やめることも選択肢」という答えがありました。

 大人の声掛けにより、子どもたちのモチベーションを保つことが大切だということと、子どもには無限の可能性があるので、色々なことに挑戦することも大切だと知りました。

 この他にも、多くの発見があり、また、これまでの自分の考え方と共通することもあり、大変に有意義で楽しい講演でした。

 また、大会全体を通しても、高校生によるアトラクションや生徒たちが創ったお土産の販売コーナー、会場での受付や案内係の皆さまの「おもてなし」の心が伝わってくる温かい大会でした。

 愛媛県高等学校PTA連合会では、先日、令和10年度に開催予定の「中四国地区高等学校PTA連合会大会 愛媛大会」の準備委員会を発足しました。今回の大分大会に負けないくらいの「おもてなし」の心で開催できるように、しっかりと準備をしていきたいと決意を新たにしました。

 最後に、この大会に参加した皆さま、送り出してくださいました学校、ご家族の皆さま、計画を立ててくださいました皆さま、そして、迎えてくださいました大分県の皆さまに心から感謝を申し上げます。本当に、ありがとうございました。